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アシックス「ターサージール」

ターサージールは、毎年11月に新作モデルが登場するアシックスの人気のモデルです。毎年新作が出ると旧モデルは30%以上安くなりますので、はじめて「ターサージール」を試してみることにしました。ズームフライとズームフライSPと比較したいと思います。

上の写真がターサージール5(25.5cm)です。定価15,120円⇨9,800円でした。

第一印象は、とにかく軽いシューズだな・・・です。

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ターサージール5の特徴

重さ

ターサージール5を実際に計測してみると、重さは154g(25.5cm)でした。ナイキのズームフライ196g(25.5cm)と比べて1足あたり38gも軽量です。試走した感想も軽いの一言です。マラソンランナーが、体重を1kg落とすと3分タイムが早くなると言われています。シューズの重さも見逃せないです。

安定感

ナイキのズームフライと比べて安定感があります。一般的にナイキは横幅が細めで、足の横幅が細めの人に合います。それに比べてアシックスは、日本の会社らしく、日本人の足の形に合わせたシューズを作っています。

横幅が細いか太めかの差になりますが、横幅がやや広めのアシックスのターサージール5の方に安定感を感じました。

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クッション性

私の愛用ナイキズームフライの写真

クッション性は、断トツでナイキのズームフライが勝ります。ナイキのズームフライは、走行中ウサギのように飛び跳ねる感覚を持ちますが、アシックスのターサージール5は足との一体感を感じ、自分の力(力量)が素直に伝わるシューズだと感じました。

上の写真は、私の使用してる実物のズームフライです。フルマラソンとハーフを1度づつ、あと練習で履いていて、走行距離は150kmほどかと思います。結ばなくて良い靴紐キャタピランを使っています。

2018/7/14 追記

ズームフライSP

ゴールドコーストマラソン後、新しく「ズームフライSP」というシューズを購入。ズームフライに比べ、片足約20g軽量化されています。アッパー部分の素材を軽量化し、ソール部分はズームフライと同じだそうです。

値段は3,000円ほど高くなりますが、ズームフライの唯一の欠点である「重さ」が改良されてるので、飛びついてしまいました。靴の色が地味なので、靴紐をもっと派手にするべきだったかな。。。元々の靴紐の色は黒です。

推進力

推進力もナイキのズームフライに軍配です。特にかかとから着地(ヒールストライク)をすると推進力の差を鮮明に感じます。

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マラソン初心者に良いのか?

アシックスのターサージール5は、ミッドソールにFlyte Foamという衝撃吸収素材を採用した新しいターサージールです。クッション性を高めたという事ですが、初心者にはやや足りないかなというのが私の印象です。

ただしターサージール5は、初心者に必要な安定感に優れています。ターサージールの軽量&安定感VSズームフライのクッション性&推進力、どちら取るかの選択になると思いますが、走り方によるところが大きいでしょう。

思いっきり、かかとから着地する方なら「ズームフライ」、初心者には少ないですが、つま先から着地するフォアフットの方はターサージールが良いです。筋力が少しはありミッドフット(足裏着地)を意識してる方は「ターサージール」「ズームフライ」どちらも良いと思うので、あとは実際に走りやすい方という事になるでしょう。

2018/7/22 追記

ズームフライSPで2度走った感想ですが、片足20gの軽量化と言っても両足で40gの差は大きかったです。明らかに軽いです。ただし、ズームフライとの大きな違いは、SPは踵部分のホールド具合が弱い点が挙げられます。

アッパー部分の軽量化の際、かかと部分がやや柔らかくなりました。20gの軽量を取るか、かかとの安定性を取るかの判断になりますが難しですね。

2018/12/20 追記

フルマラソン2回、ハーフ1回、練習でズームフライSPを使い、今走行距離140kmほどですが、かかとの耐久力(安定性)も問題ないです。かかとがダメになる前にソールの方が早く減ると思います。ズームフライSPお勧めします。 実は昨日、プレミアムアウトレット御殿場で上の写真と同じズームフライSPを買いました。7月に買ったときは19,500円だったのに、なんと13,500円ぐらいでした。アウトレットお得ですね。



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